iPhone/iPod touch のすごいこと

普段、iPod touch を持ち歩いてる。すごく良いデバイスだと思うけど、好きかと言われれば No だ。完成度が高すぎてちょっとつまらない。でもすごい。

昨日、iOS を 4.2 にアップデートした。アップデートで追加される機能で私が使えそうなものはない。あまりアップデートの意味は無いんだけど、もしかするとバグフィックスとか性能改善が含まれているかもしれないので、とりあえず実行。

アップデートは無償で提供された。すごい。今回のアップデートはメジャーアップデートではないかもしれないが、バグフィックスだけでも無い微妙なアップデート。しかし、先日の iOS 4.0 へのアップデートは大幅に機能改善された。それでも無償。やっぱりすごい。先日来、IS01 のメジャーアップデートが断念されて、auやシャープに対してあちこちで非難轟々だが、たぶん Apple のこのすばらしい対応がスマートフォンのあるべき対応としてユーザに認識された故の非難なんだろう。ユーザにとっては素晴らしき対応だが、他のキャリアやメーカーにとってはハタ迷惑な話なのかもしれないね。

ただ、以前のエントリにも書いたが、長い目で見れば、手放しで歓迎できる状況ではないと思ってる。ソフトウェアはやっぱり無償で(永遠に)提供されるべきだなんてユーザが思い始めたら、ソフトウェア産業にとっては痛手だ。AppleはOSを無償で提供してもビジネス的にそれ以上の見返りがあるからそうしたのであって、すべてのキャリアやメーカに同様の対応を押しつけるのはちょっと酷だと思うのだ。その辺のことはおいおい書きましょう。

ラグビー早慶戦

11月23日に行われたラグビー早慶戦をテレビで観戦。もちろん、明早戦に向けて早稲田に全勝で来てほしかったのだが、慶応のすばらしいディフェンスを観ていたらどうでもよくなってきた。

試合は、早稲田が敵インゴールに3度もボールを持ちこみながらトライならず、慶応も(テレビの解説者いわく)オフェンスでミスが出て繋がらず10-8のロースコアで慶応の勝利。

インゴールに持ち込みあとはグランディングするだけ、と言う場面が前半の早稲田に2度もあったがトライできなかった。「グランディングするだけなら、赤ん坊でもできる」と言うことなかれ、だ。慶応の執拗なプレッシャーがあったからこそミスしたのだ。慶応のオフェンスが分断されたのも早稲田のプレッシャーがあったからこそ。

ミスが多い試合は凡戦である、と思っていたが必ずしもそうではない、と思った。同じようなことは先日のプロ野球の日本シリーズでも感じた。第5戦だったか、延長15回で引き分けた試合だ。この試合では何度も送りバントをミスして決勝点をあげることを双方出来ずに引き分けた。もちろんミスなのかもしれないが、送りバントをさせまいとする守備側のプレッシャー、さらには日本シリーズと言う最高の舞台故の緊張感が、バントを失敗させたのだから、これはこれで名場面であった。あの試合を凡戦と言う人はあまり居ないだろう。

なんにしろ、昨日の早慶戦は素晴らしい試合だった。12月第一日曜日の例年行事もすばらしい試合を期待したい。

2010年11月23日のツイート

2010年11月22日のツイート

2010年11月21日のツイート

2010年11月20日のツイート

2010年11月19日のツイート